-製造課-
ガスタービン部品の機械加工、溶接を行っています。
材料から一つ一つの部品を作り、溶接して組み上げていきます。大きく3グループに分かれています。
自動機Gr
NC装置の機械を操り複雑形状加工を行います。
汎用旋盤では対応できないような寸法が厳しいもの、数の多い部品をNCL(数値制御旋盤)にて製作、加工する。
特に寸法に関しては、0.005mmと切削加工でも難しいものを要求される部品もある。
部品への穴あけ、削り出し加工をM/Cで行う。0.295mmの穴から30mmの穴まで幅広い穴あけを行い、
削り出し加工にて仕上げ形状を作る。
CNC自動盤では、小物部品の大量生産を行う。機能はNCLとM/Cを集約させたものであり様々な加工が
可能。また、素材の供給を自動で行うため長時間の無人運転ができ、効率よく部品を作ることが出来る。
汎用機Gr
自動機では対応できないひとつひとつ寸法の異なる改造工事や、NC加工前の基準加工、
専用のバイトを用いた繊細な加工。
自動機では加工できないところも作業者のテクニックで加工します。
溶接Gr
Tig溶接で製品を組み上げていく溶接Grで、JIS溶接士の資格を持ち、
お客様の認定がないと作業できない特殊工程。
TIG溶接とは、タングステン電極を使って母材との間にアークを発生させる溶接法です。
特徴としては、タングステン電極を使用するので安定したアークを得る事が出来き、
不活性ガスで酸化を防ぐので滑らかで光沢のあるビードをえられるため
融合不良やブローホールなどの溶接欠陥が発生しにくい溶接法です。
自社では精密な加工を施した製品を溶接するためTIG溶接での作業が行われています。
バリ取り
機械加工では必ずバリ返りが発生します。それを除去する作業。繊細さと集中力が必要です。
品質
ただ作ればいいということではなく、品質、納期、コストを意識して製造しています。
品質では、入社20年のベテラン社員が、加工後のダブルチェックや、溶接後の裏側点検など
自工程保障を行っています。
納期
お客様の納期を厳守するため、最終工程を受け持つ組立課への引き渡し納期を
明確にして日々進捗管理しています。
コスト
日々使用している刃具工具には値段を付して作業者のもとへ
中には給料の半分くらいする工具も・・・壊せません。